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またまたU10ジュニアチャンピオンズリーグでの話。


学習発表会が重なり来られないメンバーもいる中で、試合前日から梅田コーチと誰がどこに守るのが適切かをミーティングしていた。


バッテリーはもちろん、

ファーストは、、、

それなら、

ショートは?サードは?

と。


ここで監督の考えとしては、

4年生の大会だ。

4年生に期待しなきゃダメ。

であった。


そこで、これまでの大会はずっとセンターを守ってきたSがショートに抜擢された。


試合では四死球やエラーが続き、嫌なムードが流れた。

このまま守備が続くのかな、、、

そんなネガティブな感情が生まれた時、


打球はSの守るショートへいった。

あっ、どうなる?はじめてだぞ!そんな心の声がスローモーションのように流れた次の瞬間、

Sは全ての負のオーラを消し去るように打球をさばき、ファーストはストライク送球をした。


一瞬の沈黙の後、ワーっと歓声があがった。

その後も何度かショートに打球が飛んだが、

全ての機会でアウトを取ってくれた。


Sは冬場ならない北海道の寒さにやられ、練習ができない日々が続いた。


それでも来れる日は黙々と、コツコツと努力を重ねた。


そんな積み重ねた小さな小さな自信を

チームのみんなが困っている時に発揮してくれた。


笑顔のS

笑顔の仲間

父の喜ぶ声も

僕の耳には聞こえた


「俺に任せろ!ついてこい!」

そんな無言のメッセージを1プレーから聞こえた氣がした。


夢は叶う!ベストラン!

 
 
 

対象:東川大雪の入団も考えている人

場所:東川ゆめ公園野球場

持物:飲み物・グローブ・つば付き帽子


11月2日土曜日

初心者&0~2年 

    11:30~13:00 体験可

3~4年 10:00~13:00体験可

5年          8:00~13:00 体験可


11月3日日曜日

初心者&0~2年 

    8:00~11:00見学可

3~4年 8:00~11:00見学可

5年       10:00~16:30見学可


募集人数

年長さん 2名

1年生  8名

2年生  5名

3年生  3名

4年生  8名

5年生  2名

6年生募集終了


興味ある方はぜひ、監督の小林まで連絡をください。

09094304206(監督)



 
 
 

U10ジュニアチャンピオンズリーグ初戦は札幌のクラブチーム。

4年生としては3大会目。


豊富とは言えない経験の中だが、今度こそは!と意気込み十分で試合が始まった。


一人氣になる選手がいたJだ。


試合前から表情が硬く、動きも慎重すぎる感じだった。

打席では、「打っていこう!」のタイミングでも、ストライクを振ることができない。


追い込まれてからはスイングするが、追い込まれた後の打率は誰でもそう高くはならないものだ。


その弱氣とも取れる様子に、私は厳しく声をかけた。

「何のために打席に立っている?4ボールを狙うためなのか?」

「何のために練習してきた?試合でストライク見逃すためではないだろ?」


Jは悔しさをにじませながら、守備についた。

その試合は課題をいただきながらも敗戦。


2試合目が始まった。

4-9で迎えた最終回5点ビハインド。

先頭打者はJ。

粘るも最後は三振、、、と思われたが振り逃げで出塁!ランナーになると、果敢に次の塁を狙う姿勢が表れた。


その後、4ボールなどでコツコツと3点を返し、

7-9、なおもランナー2・3塁でJに再び打席が回ってきた。打者が一巡したのだ。


この打席は、1球目からオーラが違った。

まさに強氣。


ファーストストライクは空を切ったが、今までにはない闘志を感じさせるスイングだった。

前回までは見逃しがちだったが今回は違った。


なにかやってくれそうな予感。


そして1ストライクからの投球はストライクゾーンへ!

「カキーン!」と、ものの見事にライトは打ち返した!


2名のランナーが返って同点に追いついた。

ベース上でガッツポーズをするJ

思わずベンチから

「J強くなった!大したもんだ!数時間前の自分をもう超えたぞ!」と相手もいるのに発してしまった。


熱い気持ちを表せるようになった

やってやるんだ!の氣持ち

とても格好良かった

すごかったJ

ここからだ

感動した

さすが

よし


たった数時間で大きな成長を遂げたJ。

僕はこれからもJの成長を確信している。


夢は叶う!ベストラン!




 
 
 

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