最近は4年生の話が多いが、仕方ない。
成長著しいのだ。
先日の試合、
一時は7 大差で離される展開であったが、
脅威の粘りで逆転を達成したのは、前述した通りだ。
当初は最終回のマウンドを若きサウスポーに託すつもりだったが、
「みんなでつないだ勝利のチャンス」
ここはチームリーダーに任せるしかない。と、
Kの続投をベンチで伝えた。
Kはなんとも言えない表情であったが、
ベンチからマウンドに向かう背中はいつもより大きく見えた。
点差は2点。
、、、、、、。
点差が1点。
、、、、、、。
懸命に投じたボールは無情にもボール。
いつもなら、慌ただしくプレートを踏み、
間髪入れずに投げ込んでいってしまうK。
この時は違った。
自分の判断でプレートから足を外し、
プレートの裏で深呼吸、、、。
自分で気持ちを整えた。
そうして投じたボールは気持ちの良いストライク。
2アウトから打者をセカンドゴロに打ち取りゲームセット!
チームの勝利はもちろん嬉しいが、
Kの成長と大きな背中を見れたことが何よりも嬉しかった。
伸びしろ抜群だ。
さすが!すごいぞ!格好いい!
夢は叶う!ベストラン!