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先日、東京で幼児体育とサッカースクールを運営する会社に勤めているインストラクターの方と対談した。


その中で出た話題の一つに、


「日本一の目指し方」というものがあった。

どの山で日本一になるか。


全国大会で優勝する日本一もあるし、

○○○日本一!というものもある。


インストラクターのよっち君は、

ウチのスクールは成長率日本一を目指したい。と語った。

もちろん、そのチームは全国制覇も目指していて、そこから現実逃避をしているわけではない。


じゃあ僕(小林)は?

と考えたら、

「幸福度日本一」

「野球小僧の故郷日本一」

が頭に浮かんできた。


今日は、親子野球とOB戦を行った。

幸せの時間だ。

このような取り組みを大切にし、

卒団生が帰ってこられるチーム運営、

親御さんが幸せを感じられるチーム運営を

目指していこうと思う。


僕らならやれると信じてる。


夢は叶う!ベストラン!


 
 
 

最近は4年生の話が多いが、仕方ない。

成長著しいのだ。


先日の試合、

一時は7 大差で離される展開であったが、

脅威の粘りで逆転を達成したのは、前述した通りだ。


当初は最終回のマウンドを若きサウスポーに託すつもりだったが、

「みんなでつないだ勝利のチャンス」

ここはチームリーダーに任せるしかない。と、


Kの続投をベンチで伝えた。

Kはなんとも言えない表情であったが、

ベンチからマウンドに向かう背中はいつもより大きく見えた。


点差は2点。


、、、、、、。


点差が1点。


、、、、、、。


懸命に投じたボールは無情にもボール。

いつもなら、慌ただしくプレートを踏み、

間髪入れずに投げ込んでいってしまうK。


この時は違った。


自分の判断でプレートから足を外し、

プレートの裏で深呼吸、、、。


自分で気持ちを整えた。


そうして投じたボールは気持ちの良いストライク。

2アウトから打者をセカンドゴロに打ち取りゲームセット!


チームの勝利はもちろん嬉しいが、

Kの成長と大きな背中を見れたことが何よりも嬉しかった。


伸びしろ抜群だ。

さすが!すごいぞ!格好いい!


夢は叶う!ベストラン!

 
 
 

またまたU10ジュニアチャンピオンズリーグでの話。


学習発表会が重なり来られないメンバーもいる中で、試合前日から梅田コーチと誰がどこに守るのが適切かをミーティングしていた。


バッテリーはもちろん、

ファーストは、、、

それなら、

ショートは?サードは?

と。


ここで監督の考えとしては、

4年生の大会だ。

4年生に期待しなきゃダメ。

であった。


そこで、これまでの大会はずっとセンターを守ってきたSがショートに抜擢された。


試合では四死球やエラーが続き、嫌なムードが流れた。

このまま守備が続くのかな、、、

そんなネガティブな感情が生まれた時、


打球はSの守るショートへいった。

あっ、どうなる?はじめてだぞ!そんな心の声がスローモーションのように流れた次の瞬間、

Sは全ての負のオーラを消し去るように打球をさばき、ファーストはストライク送球をした。


一瞬の沈黙の後、ワーっと歓声があがった。

その後も何度かショートに打球が飛んだが、

全ての機会でアウトを取ってくれた。


Sは冬場ならない北海道の寒さにやられ、練習ができない日々が続いた。


それでも来れる日は黙々と、コツコツと努力を重ねた。


そんな積み重ねた小さな小さな自信を

チームのみんなが困っている時に発揮してくれた。


笑顔のS

笑顔の仲間

父の喜ぶ声も

僕の耳には聞こえた


「俺に任せろ!ついてこい!」

そんな無言のメッセージを1プレーから聞こえた氣がした。


夢は叶う!ベストラン!

 
 
 

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